内容説明
世界には、学校に一度も行ったこがない子どもが、１億４千万人以上、つらくきびしい仕事をしている子どもが２億１千８百万人以上。これは数字ではなく、世界の子どもたちからの届かない声。胸締めつけられる数字やデータを通じて、今日の世界の子どもたちの状況を正しく知り、彼らの苦しみや悲しみや苦痛や恐怖や孤独や絶望を心で感じ取り、「自分に何ができるのか」を考えるきっかけにするための本。ユニセフ６０周年記念企画出版。
著者等紹介
葉祥明［ヨウショウメイ］
１９４６年熊本市生まれ。７０年ＮＹに留学、油絵を学ぶ。７２年創作絵本『ぼくのべんちにしろいとり』を出版（後年、欧州各国でも発刊）。７７年第３回サンリオ美術大賞受賞。９０年『風とひょう』イタリア・ボローニャ国際児童図書展グラフィックス賞受賞。９１年北鎌倉に「葉祥明美術館」を開館。９２年郵政省ふみの日記念切手にオリジナルキャラクター「ＪＡＫＥ」が採用される。９６年『イルカの星』が第３１回日本造本装幀コンクール展入賞。『地雷ではなく花をください』で「難民を助ける会」に原画を提供協力。９７年『地雷…』が日本絵本賞読者賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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nawo
2
世界中の子どもたちの現実が淡々と綴られていて、短い本ですが読むうちに自分に出来ることはなんだろう？と考えるようになります。目を背けたくなることばかり書いてありますが、知ることはとても大切だと思いました。2015/11/16
の
2
いたたまれない気持ちになった。何かしなければならない気がする。が、日本にも似たような状況にいる子どもはいる。2014/06/30
楓 a
1
え～！？一分に一人死んでるの！？ ほな、６０数える間に一人！(@_@)2010/11/26
ふく
0
区役所リサイクル本棚にて。作者の名前からイメージするのはパステルカラーの美しい風景。イメージに反するタイトルに興味を惹かれ手に。知ってる過去の美しい作品とは真逆の辛い現実がショックでかなしい。略歴から熊本出身と知り、昔見た作品は、阿蘇の草原だったのかな？70年代ニューヨークに滞在との事。もしかしたら、昔の作品にも平和への思いとかメッセージを表現していたのかも2023/02/22
