ケイゾク/小説 完全版

ケイゾク/小説 完全版

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  • サイズ B6判/ページ数 398p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784877610357
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

本篇では解き明かされなかった数々の謎が今、ひとつになり真実が姿を現す。迷宮入り事件のみを扱う警視庁捜査一課弐係。IQ199東大卒の警部補・柴田純、元特殊捜査班の真山徹を中心に風化した難事件を呼び起こしていく。「特別篇」と未発表の「断片化された無数の想い」を加え新たに書き下ろした1冊。深まる謎の数々。秘められた過去は少しづつ彼らの人生を浸食していく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bugsy Malone

52
「沙粧妙子-最後の事件-」と同じく年に1回は観直す大好きなドラマ「ケイゾク」のノベライズ。全11話と特別篇「PHANTOM~死を契約する呪いの樹」に、ドラマでは描かれなかった数片が加えられています。登場人物のやり取りに笑い、タン壺が警視庁を後にする姿に感動し、最終回と特別篇のラストに涙し、どっぷりとドラマの世界に浸ることが出来ました。ドラマ同様、とっても面白かった。2022/07/24

魔王

16
表紙の見方に気づいたときぞわっとしました。スペックを匂わせる内容が組み込まれていてここから繋がるんだなと言うのがわかりました。ドラマで見たので懐かしく思いながら読みました。2016/03/04

吉田あや

16
捜査一課が音を上げた迷宮入り事件を建前上「捜査鋭意継続中」の構えで作られた部署「ケイゾク」。難事件の陰で複雑に巡らされた糸と闇の点と点が合わさっていく面白さにぐいぐい惹きこまれる。人の記憶や感情の脆さ。家族を殺され、誰も信用できず、すべてを疑い苦しんできた人たちの想い。人が人を想い、人が人を憎む。交錯する無数の思い、無数の罪、無数の罠夢と現実、生と死の狭間で最後に残る想いの断片。西荻さんの世界はいつも中毒性を孕んでいて蠱惑的!2013/10/09

言音 / 放置気味…。

5
ドラマをレンタルして観たので読んでみた。 ドラマではわかりにくかった場面や台詞が理解できた。 特に、彩と斑目の関係。そういうことだったのか。 第十二章の登場人物たちの家族から語られる、それぞれの日常が面白かった。 柴田のお母さん天然過ぎる…。 最後、消えたのは彩?どうなったんだろう。2013/03/29

三枝

4
新米刑事の柴田は東大出身の天才にも関わらずどこかしらボケていたり変な嗜好の持ち主。そんな柴田に突っ込みを入れる先輩刑事の真山との関係が好きです。物語が進んでいく度に真山の話も加速していき、柴田が真山の事件の真相を知ろうと必死になって追いかける彼女の姿が目に焼きつきました。 ラストの「お前、頭、臭せえよ。臭せえ」と柴田を抱き締めながら泣いてる真山の姿はドラマで何度見ても泣けてきます。2014/09/29

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