内容説明
神田明神下の地蔵長屋に住む矢吹平八郎は、仕事なら何でも受けるその日暮らし浪人。ある日、ご隠居のお供という仕事を一日一朱で受けた。ご隠居は江戸中を歩き回り、至る所で施しをするが、大金を貰った人は驚き、恐れる者もいた。と、不意に浪人体の男がご隠居を襲ってくる。この老人、いったい何者なのか…。神道無念流の日雇い萬稼業、平八郎の剣が冴える。
著者等紹介
藤井邦夫[フジイクニオ]
1946年、北海道旭川生まれ。テレビドラマ「特捜最前線」で脚本家デビュー。以降、刑事ドラマ、時代劇を中心に四百本以上の作品を手がける。近年は時代小説も数多く執筆し、「秋山久蔵御用控」シリーズ、「柳橋の弥平次捕物噺」シリーズ、「知らぬが半兵衛手控帖」シリーズなど、人気作品のシリーズを次々と世に送り出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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真理そら
17
こんなにその日暮らしでいいものだろうか、でも本人は楽しそうに生きてるから気持ちよく読める。2018/12/27
ベルるるる
16
日雇い仕事でなんとか生きている浪人、矢吹平八郎。神道無念流の使い手。シリーズ1作目。2016/05/10
harhy
12
真面目で、金銭欲がなく、結構強い浪人平八郎。とりあえず次の巻も読んでみよう。2013/09/21
oguogumc
1
ほほーこんなシリーズもあるのね。2019/03/07
clover
1
話の筋とかは悪くないんだけど、何故か感情移入できなくて、流し読みで終了。2013/06/07