内容説明
冬の山の匂い、近づく春。ちくちく裁縫してパンをこね、深呼吸をしながら神戸で今日も生きていく。日記エッセイシリーズ第15弾。2021年1月~6月分を収録。
目次
2021年1月
2月
3月
アルバム
4月
5月
6月
著者等紹介
高山なおみ[タカヤマナオミ]
1958年静岡県生まれ。料理家、文筆家。レストランのシェフを経て、料理家になる。におい、味わい、手ざわり、色、音、日々五感を開いて食材との対話を重ね、生み出されるシンプルで力強い料理は、作ること、食べることの楽しさを素直に思い出されてくれる。また、料理と同じく、からだの実感に裏打ちされた文章への評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルパカ
5
個人事業主の届けを出したり、エクセルで現金出納帳をつけるようになったり。スイセイさんに任せきりだった確定申告のことをご自分でやりはじめている。巻末で離婚をされた、とあり、ああやっぱりと思いました。本当はここに書けないようなことがたくさんあるんだろうなあ、当たり前ですが。銀色夏生さんの「つれづれ」でも思いましたが、日記を公表するというのは、何を書いて何を書かないかの選択をずっとしている作業になるのでしょうね。私より年上で、環境を変え、前進されている姿を見ると励まされるのでこれからも読み続けると思います。2024/08/28
chi0926
3
こういう老後?が理想。手に職だな。毎度、同じような内容なんだけど、読むとのんびりした気持ちになり、無性に料理がしたくなる。2024/07/27
Tommy
1
仕事でもパートナーだった旦那さんと別れて神戸に移住し、徐々に保険や会社を自分名義にして、昨年正式に離婚されたとのこと。旦那さんは常に才能に溢れる導師として描かれているけど、同居していた時の日記からはなんか偉そうなおじさんという印象しか受けなかったなぁ。別居してからの方が日記が読みやすいのは確か。2024/04/29
えっちゃん
0
2021年お正月から。自立の道を進んでいる神戸での生活。2025/01/15
りんご
0
何気ない日常のあれこれ、特別なことではないけれど日々の生活を大切にしたいと思う一冊です2024/11/14