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内容説明
本書は、欧米MBAではポピュラーなのに、日本ではほぼ浸透していない“人・組織を動かす仕組みと技術=マネジメントコントロール”をわかりやすく解説した初の新書である。
「人を動かす力」を科学的に解明したこの仕組みは、アルバイトの管理を任された新人マネージャーから経営者まで、すべてのリーダーにとってヒントとなる。
目次
第1部 人を動かす3つの力(自由かスパルタか―永遠のテーマに終止符を打つ なぜ今、マネジメントコントロールが必要か 行動コントロール Action Control 結果コントロール Result Control 環境コントロール Personnel&Cultural Control プロフェッショナルマネージャーの仕事)
第2部 実践編(成功企業に学ぶマネジメントコントロール)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5 よういち
49
【TP1305】人と組織を動かす仕組みと技術の『マネジメントコントロール』を解説。◆人材育成の本では2つの主張がある。ひとつは『鬼上司となって指導しろ』という向きと、もうひとつは『自主性に任せろ』というもの。まさに両極である。どちらも言いたいことはわかる。でもどちらを選べばいいのか。そんな疑問に本書が答えてくれた。鬼か仏かということに着目していては結論は出ない。組織や人が違えば発揮すべきリーダーシップも変化するのだ。◆やりたいと思う気持ちを引き出す『内発的動機付け』◆3つのコントロール①行動②結果③環境2018/03/06
Speyside
13
チームで仕事をすることの難しさを日々実感する中で、何がしかのヒントになればと思い、読む。 マネージャーがトップダウンで細かく指示を与えるのと、メンバーに裁量を与えるのと、どちらがより成果につながるのか。 著者曰く、ゼロイチではなく、組織の文化を作り出す「環境コントロール」を行った上で、「行動コントロール」「結果コントロール」の絶妙なバランスを取っていくことが大事。仕事内容やメンバーの習熟度によっても比率は異なるが、「行動」→「結果」へ比重を移していくのが基本形。 咀嚼して、仕掛中の仕事に応用したい。2020/06/05
風竜胆
7
いつでも、どこでも同じマネジメントスタイルしかできないようなら、マネージャーの仕事はあきらめた方が良い。本書には、そんな「いつでもどこでも」マネージャーにならないためのヒントが多く詰まっている。 2013/03/12
グレートウォール
6
リーダーは読んだほうがいい。たぶん、現時点でこれが答えに一番近いんじゃないかと思う。2020/05/14
芸術家くーまん843
5
『MBA流チームが勝手に結果を出す仕組み』若林計志・著 PHP研究所株式会社ビジネス・ブレークスルーで、海外オンラインMBAプログラムを立ち上げ、大前研一教授の「経営戦略」のティーチングアシスタントも務めた著者が、マネジメントで使える「3つのコントロール」について述べた一冊。3つのコントロールというのは、1.行動コントロール(Action Control)2.結果コントロール(Result Control)3.環境コントロール(Personnel & Cultural Control)のことで、マネジャー2013/07/01