料理発見

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784877588465
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0095

内容説明

知性と野性の食エッセイ32篇。1986年刊行の食エッセイ、待望の復刊!甘糟りり子氏による解説を新たに収録。

目次

1章 スジ肉発見(味のイメージ;犬の餌を横どりして ほか)
2章 味との出会い(話す楽しみ;タピオカは神秘の味 ほか)
3章 季節の味(舌の上の暦;筍は皮がおいしい ほか)
4章 お菓子の時間(遊びの領分;真夜中の「白いアジサイ」 ほか)
5章 美味は残酷(罪の感触;仔鹿は庭に横たわり ほか)

著者等紹介

甘糟幸子[アマカスサチコ]
1934年(昭和9年)、静岡県沼津市に生まれる。早稲田大学第二文学部露文科在学中より雑誌のフリーライターとして活動。1960年(昭和35年)に向田邦子らと女性3人のフリーライター事務所「ガリーナクラブ」を開く。結婚後、1968年(昭和43年)に横浜から鎌倉に移住。1977年(昭和52年)、食べられる野草についての新聞連載エッセイをまとめた『野草の料理』が刊行される。その後も植物をテーマにした『野生の食卓』『花と草木の歳時記』などのエッセイを刊行、いずれもロングセラーとなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Acha

10
好奇心の赴くままに食材に向かい、挑戦する。復刻版ということを意識せず読めるが、そのせいで味わいは中途半端になる気もする。全体的に古びてないわりに、タピオカや小籠包など今や身近なテーマへの想いが絶対に違うので、読んでてモヤってしまうというか。終盤のシカ一頭の解体(!)や小鳥のロースト(首捻りおじさん!)などoverジビエな食らいつきは、ひたすらチャレンジングで面白い。真の蕎麦打ちに老いの限界を感じて無駄追いしないくだりも、微笑ましかった。2023/08/09

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