森の暮らし―たいまぐら便り

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  • サイズ A5判/ページ数 181p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784877586652
  • NDC分類 611.98
  • Cコード C0095

内容説明

自然とともに生きるこんなにも豊かな時間。早池峰山の麓に移り住んで14年。「たいまぐら」の森から届いた季節の便りです。

目次

春のきざし(春一番の雨の音;桶の音 ほか)
若葉のころ(芽吹きの色と芽生えの味;自然の中の境界線 ほか)
つかのまの夏(梅雨の化身;野イチゴと野バラ ほか)
秋のいろどり(拾い種の楽しみ;もうひとつの秋 ほか)
とうめいな冬(ピエリンコ ポタリッチ;白い忍者の手裏剣 ほか)

著者等紹介

安部智穂[アベチホ]
1968年横浜市生まれ。自由学園、日本福祉大学卒業後、川島テキスタイルスクールにて染織を学ぶ。1994年より岩手県たいまぐら在住。小岩井でCRAFT市を主催し、自らも季節の草木で布を染めるなど手仕事に深く関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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むつこ

22
雨が音をたてて降ってくると春を感じる長く厳しい冬の暮らしから始まるエッセイ集。都会育ちだった作者が岩手県の山奥でそこにあるもので過ごす毎日は心豊かな穏やかな空気が流れている。「いつの季節が好きですか?」の問いに『今が好き』と答えられる充実した暮らし。素敵な人だ。2015/08/06

はち

1
岩手の早池峰のふもとにある小さな集落たいまぐら。そこに横浜から引っ越ししてきた女性が日々の暮らしを綴るとても美しいエッセイです。写真も素敵です。長い冬が終わった早春のすばらしさ,束の間の夏の美しさ,冬がしのびよる秋,そしてつらいけれど一番美しいのは冬なのかもしれません。厳しいけれど,美しい自然と寄り添った生活が生き生きと伝わってきます。2016/05/06

naonaogreen

0
ゆったりと、やさしい気持ちになりました。2010/01/01

kikikko

0
タイトルに惹かれて何気なく手にした1冊。読み進めていってビックリ、なんと私の住む岩手に住む方のお話でした。読み進めていくうちに、森の暮らしだった私の実家生活の事を思い出しながら。自然の草木で遊ぶ事、恵みを頂く事、などなど…もちろん私が過ごした時間とうりふたつの事が書いてあるわけではなく、著者の方らしい生活の宝物が優しく綴られていて、それが都会の生活を卑下して今の生活を比べる風ではない文章で、今の都会寄りな暮らしに臆する事なく読み進められた。2011/09/27

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