内容説明
「もう一度フランスへ行こう、私を虜にした“カワイイ”ものたちの正体を探りに。」ずっとそばにおきたいもの。それらはどんな風に生まれ、つくられ、こんなにも私たちを惹きつけているのか…その理由が知りたくて、インテリアスタイリストの小澤典代さんがフランスを旅しました。
目次
柳のカゴ
ホウロウ
カフェオレボウル
ケルシュ
スフレンハイム焼
セルロイドのブローチ
レースと刺繍
アスティエ・ド・ヴィラット
パピエプリュス
モナスティカ
キャンドル
トーションとナンバーテープ
ディプティック
ボワシエ
コテ・バスティード
マドレーヌ・ジェリーの傘
ガーデングッズ
ハーブグッズ
郵便局ゲーム
カルトナージュ
フランス額装/アンカードルモン
著者等紹介
小澤典代[オザワノリヨ]
インテリアスタイリスト。『雑貨カタログ』『プラス1リビング』などの女性誌、インテリア雑誌で活躍。「今」の空気感と個々のライフスタイルを大切にしたスタイリングを提案する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
meg
8
うつくしい写真と著者の深みあるエッセイ。 心地良い。何度も本書を開いて、発見がある。2023/12/11
timeturner
2
「すてきでしょっ! 買いなさい!」という叫びが聞こえてくるような雑誌や本は苦手だけど、こういうのだったら大丈夫。スタイリストとしてのキャリアも長く、ある程度の年齢になっている作者だから、若い頃のギラギラした欲望から解き放たれているんだろうな。淡々と綴られる文章は、美しい写真のそばで邪魔にならず、心穏やかに読める。2013/08/05
れいぽ
2
職人の手仕事を大事にしているフランス雑貨。お洒落なだけではない、小粋で実用的でキュートな理由はそこにあるのですね~^^2012/05/17
ybhkr
1
キャンドルめっちゃかわいい。セルロイドのブローチもきゅんきゅん。最初は文章を読んでいたのだけど、ところどころひっかかってモヤモヤしたので途中から写真だけ見た。著者の文章は外国人が語る見た目だけの日本雑貨へのうんちくみたいな気持ち悪さがある。フランス人だって用途と予算を考えて中国製のカゴを選ぶこともあるだろうよ。日本人だって、みんなが日本製のカゴを買えるだけの経済力があるわけでもなく他の国のカゴを買っているのだから。地元民の買う自由まで残念がらなくても。衰退するには理由があるし、そこは他国民のエゴだわ。2017/08/02
くらげ
0
手作りキャンドルの職人さんが、機械製と品質は変わらないけれど、伝統を残すために手作りを続ける、というようなことを言っているのが印象的だった。そういうところに惹かれるんでしょうね。2014/06/26
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