目次
第1部 日中首脳外交を仲介して(三木武夫首相親書を極秘に周恩来総理へ;江沢民主席訪日前に小渕首相の意向を極秘調査、訪日見合わせを進言;中国人政治家との交わり;日中間の政治家のパイプ衰退を嘆く)
第2部 私が体験した日中民間交流(戦争の加害者・被害者意識―私と中国の原点;一九五〇年代の新中国との貿易;廖承志さんと北京初の日本料理店;文革体験と林彪の死)
第3部 余生を日中の相互理解にかける(「民間」の弱体化;昔は訪中前に「学習会」をやった ほか)
著者等紹介
南村志郎[ミナミムラシロウ]
1929年、中国大連生まれ。敗戦により宮崎市へ引き揚げ。東京外国語大学中国語学科中退。元西園寺公一事務所長、元東方輪船社長、元自立経済通信社記者。2007年、天津科学技術大学で中日友好交流講座を開講。「中日友好の使者」称号授与。現在、NPO法人日中未来の会代表、神奈川県日中友好協会名誉顧問、日本天津研究会顧問
川村範行[カワムラノリユキ]
1951年、岐阜県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。元中日新聞・東京新聞論説委員、同上海支局長。現在、名古屋外国語大学外国語学部特任教授、同済大学顧問教授、日中関係学会副会長兼東海日中関係学会会長。専門は日中関係論、現代中国論
西村秀樹[ニシムラヒデキ]
1951年、愛知県名古屋市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。元毎日放送記者・ディレクター。『映像’90 頸の女―朝鮮人従軍慰安婦』などドキュメンタリー番組を制作。現在、近畿大学人権問題研究所客員教授、同志社大学非常勤講師。関西マスコミ倫理懇談会顧問。日本ペンクラブ平和委員会副委員長。専門は人権問題(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。