目次
1 その生涯―人と作品(子ども時代―芸術が香る家庭環境;イバラの道;作家として)
2 作品小論(『リンゴ畑のマーティン・ピピン』―風土を生かした枠物語の面白さ;『本の小部屋』―創作妖精物語として読む;子どものための詩人として―生きる喜びをうたう)
3 作品鑑賞
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mabel
5
大好きな作家ファージョン(1881-1965)の生涯や人となり、作品解説を収めた1冊。いやー、よかった。大好きな「りんご畑」や「本の小部屋」などが彼女の人生のどんな時期にどう書かれていたのか、そうしたことも知った上で読むと、作品への目線がまた全然と違ってきます。こういう研究書をあたるのってやっぱり好きだし勉強になります。2015/11/02
てぃうり
0
そんな人だったとは!作品の背景が見える気がして楽しめた。『銀のシギ』を読んだ後に読んで、相乗効果で面白さ倍増した。二重人格だったお父さんからノルケンス王が生まれたのか?2016/11/27