内容説明
単なるドタバタとは言わせない!気恥ずかしくも、どこか懐かしい独特の世界。熊本が生んだ伝説のお笑い。脈々と受け継がれてきた熊本の庶民の笑いの伝統―。その、笑いの水脈は今も流れている!
目次
笑いの水脈―熊本弁の掛け合い魅力
招魂祭の花形―市中を巡った「俄踊り」
幻の名人・運船利平―素晴らしい機知、通る声
戦後の復活―ラジオの電波に乗って
東京進出―浅草に熊本弁の花が咲く
曲がり角―高度成長の波にのまれ
ばってん荒川―新境地開いた熊本の顔
高森にわか―移動舞台で繰り出す若者
高瀬と伊倉―笑い競った玉名の若者
県内各地―消えた地域色豊かな伝統〔ほか〕
著者等紹介
松尾正一[マツオショウイチ]
1955年、長崎市生まれ。島根県立松江北高、同志社大学卒。熊本日日新聞記者として政治、文化、社会部、八代支社、地方部で熊本市政や芸能、水俣病、司法などを取材。広告局、総合メディア局を経て再雇用後に嘱託編集委員としてにわか連載を担当した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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