内容説明
熊本地震で長期休園中の熊本市動植物園。地震直前、園内すべての動物たちの「素顔」に迫った熊本日日新聞社の人気連載が本になった。
目次
1(チンパンジー;ルリコンゴウインコ ほか)
2(キンバト;オタリア ほか)
3(モルモット;フクロウ ほか)
4(フンボルトペンギン;アライグマ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みさどん
14
動物園のスタッフの心遣いや裏話、思いが伝わる写真とコメント満載。いつもお世話していると写真なんか忘れてしまうだろうに、いい瞬間が切り取られている。動物一匹一匹への愛情がたくさん感じられてよいな。園では片隅にいるような鳥もしっかり紹介されているのが嬉しい。動物園で働く人は生き物好きだよなと改めて感じる。やっと普通の開園に向けて兆しが見えてきた。2018/03/27
ちはや
14
FBにて高校同級生に教えてもらった1冊。写真を撮ったのも別の同級生。この本を読んで、こんなにたくさんの種がいたのかと驚いてます。小学生の頃キャンプで数回訪れたこともある動物園。昨年末も甥っ子達を連れて行こうと思ってたら冬休みで行けず。次にするかと思っていたところの震災。そして休園中の為もうしばらくは行けそうもありません。動物たちがもどり、飼育員の方、関係者の方が笑顔で入園者を迎えてくれる日が1日でもはやく来ますよう。2016/08/31
喪中の雨巫女。
10
《私-図書館》やっと最近開園しました。妹が、年に二回動物園のイベントで、仕事していたため、入り口まで、行ってた。中に、入ってない。妹が、好きなキリンが懐かしかった。2017/03/18
紫苑
1
地元紙、くまにち新聞社発行。売り上げの一部が動植物園復旧の一助になるという、大西熊本市長のツイートを見て購入。希少種からポピュラーな動物、法を犯して輸入されたものを引き取った動物までさまざま。ブリーディングローン(繁殖を目的とした動物の貸借)など、保存への取り組みも垣間見える。一方、新聞掲載後に死亡した動物も。動物と飼育員さんを見つめる記者のあたたかい目が感じられる一冊。2017/04/23
dani
0
熊本市動植物園の動物たちの写真集。ニホンキジの写真が一番好き。そして特定外来生物に指定されてしまったカナダガンの哀しさよ。放し飼いも繁殖も許されず。2021/01/11