内容説明
学術書の世界に新しい天地を開いた編集者の軌跡。
目次
1 ある日あの人(祖国への警鐘『日本の禍機』;「クローデル」翻訳での縁;徳富蘇峰の『終戦後日記』 ほか)
2 学術文庫覚書(決闘に生きたドイツの若者―『世紀末ドイツの若者』;必読の西洋古典の最高峰―『ガリア戦記』;言語についての既成概念を問いただす―『言語文化のフロンティア』 ほか)
3 学術をポケットに!―学術文庫の心
4 歴史への参画(船長のオディッセー―船長森勝衛とロレンス・ヴァン・デル・ポスト;独行道―武蔵の気概と覚悟;戦後の蘇峰―『終戦後日記』の編集を通して)
5 学術編集者の道を歩んで
著者等紹介
池永陽一[イケナガヨウイチ]
1942年熊本市生まれ。熊本県立済々黌高等学校、東京大学卒業。講談社入社後、少女フレンド編集部、講談社学術文庫出版部長等を経て野間教育研究所所長、野間自由幼稚園園長を歴任。少林寺流空手道5段師範(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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