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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
織町
14
“動物愛護活動は官と民の協働で取り組むべき事業です。官だけ、民だけでは前に進みません”殺処分ゼロとなった政策についてもう一歩具体的に知りたかった。けれど、“殺すより生かす努力をしよう”のもと、行政、獣医師会、愛護団体、動物取扱業者、それぞれの立場の方々が一丸となり取り組んだ結果が殺処分ゼロなのではないでしょうか。特に興味深かったのは、地域猫活動(地域全体で、ルールのもと野良猫を管理する)。私の住む県でも地域猫活動しているそうなので、可能なら参加したい。先の見えない道でも一歩ずつ自分にできることを。2014/12/14
喪中の雨巫女。
7
《私‐図書館》人間が、動物の命を軽視しているとしか思えない。熊本動植物園の動物愛護フェスティバルに参加したことあります。子犬や子猫可愛くて、ほしくなりましたが、当時飼える状態ではなく、諦めました。2013/02/13
Sakie
2
動物愛護活動は官と民の協働で取り組むべき事業。お互いが助け合い、補完し合ってこそ成果が出るもの。それは前に進もうとする強い気持ちがあればどこの自治体でもできることだと肝に銘じたい。『考えが違う点、立場が違うことばかりを主張していても会は成り立ちません。主義主張が違っていても重なり合っている部分はあるはずです。その共通部分が存在するんだということを信じること、それが重要』。そのような場だから動物愛護推進員もがんばれる。日本中の自治体行政関係者と、この問題をなんとかしたいと願う全ての日本人に読んでほしい。2013/04/21
river125
2
殺処分する行政、反対する民間団体、動物を商売に利用する業者、獣医師、被害を訴える住民、無責任な飼い主、ノラにエサを与える人たち。これだけ立場がバラバラだと、まとめるなんて不可能に思える。熊本だって、それを達成できたわけではなさそう。それでも殺処分数を二桁まで減らせたのは何故なのか。本書を読んでも、いまいち分からなかった。特効薬は無く、地道な努力を積み重ねるだけということか。じゃぁ、他の地域では努力が足りないということになるね。2012/09/17
Hiroshi
0
動物愛護協会の会長をする獣医が書いた本。獣医、動物愛護センター、動物愛護団体、ペットショップなど、利害が交差するメンバーの関係が面白い。ただし、文章は単調。2020/01/02