内容説明
腰痛に苦しみ鍼灸医にむかって歩いていた時発見した貼り紙「川上」とは。「お祭りは何時までやっていますか」という問いにひそむ根源的なだめさとは。ただその場に立ちつくし、書くことで「いまのからだ」を考えつづけるエッセイと評論。
目次
1 歩く
2 恐れる
3 読む
4 疑う
5 観る
6 迷う
7 逍遙する
6 立つ
著者等紹介
宮沢章夫[ミヤザワアキオ]
1956年静岡県生まれ。劇作家・演出家・作家。遊園地再生事業団主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ULTRA LUCKY SEVEN
1
エッセイの中でも「本気」の一冊。いつものように笑える視点もいいけれど、やはり真面目なエッセイの語りもかっこいい。2010/12/03
あび
0
宮沢さんの感性はすごく好き2015/08/07
Chiyo Morimoto
0
好きだなぁ、みやざわさん。2013/12/07
chen
0
著者が言う「柔らかい身体」には共感を覚えました。型にはまってしまったものではなく、そこからまた一歩先をゆく表現が、見る者に衝撃を与える。そして、目指すものをつくる。曖昧だけれども根本は一緒の理想は自分で作り上げていくのだな、と考えさせられた。2008/12/25
-
- 和書
- 少女まんがの系譜