愛の手紙―ペリリュー島玉砕 中川州男大佐の生涯

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784877553739
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

内容説明

硫黄島玉砕の4カ月前、昭和19年11月、南太平洋パラオ諸島に浮かぶ小さな島、ペリリュー島に散った玉砕戦で日本軍守備隊の地区隊長として全軍を指揮した中川州男大佐(熊本・玉名出身)の生涯を、愛妻に宛てた書簡をもとに描いた話題作。

目次

第1章 士魂の時代と風土
第2章 軍人への道
第3章 愛妻への手紙
第4章 大東亜戦争
第5章 決戦ペリリュー島
追章 ペリリュー島玉砕戦余話

著者等紹介

升本喜年[マスモトノブトシ]
1929年生まれ。熊本県玉名市出身。神奈川県鎌倉市在住。玉名中学校(旧制)、日本大学芸術学部(映画学科)、早稲田大学大学院(演劇学専攻)を経て、1954年、松竹大船撮影所入社。プロデューサー、松竹シナリオ研究所所長、松竹映像株式会社取締役(事業部担当)を歴任。1989年、松竹退社。株式会社梟雄舎設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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手押し戦車

12
「帝国軍人が、貴様ら土人と一緒に戦えるか!」と島民に一言。日本軍が用意した船で島を去る日が来て港には、日本兵は誰も来ず島民は船に乗り離れる瞬間、島に残る日本兵全員が突然ジャングルの中から、浜に走って来てサプライズ。手を振って彼らを見送った。日本軍は島民を戦火に巻き込んではいけないと配慮したのだ。島の山々を利用して地下陣地で戦う相手の強みを中和してしまう。74日間補給もなく戦い人の温かさを感じる人がこの島をで戦っていた。中川州男大佐と部下との信頼関係と戦略は凄い。人は思いやり、優しさを忘れてはならない。2014/06/07

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