出版社内容情報
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
著・文・その他
内容説明
原宿のマンションで雑誌「トラベル日本」の記者・広川克樹と、旅行社に勤める中村かおりの死体が発見された。解剖の結果、広川と中村の死亡推定時刻には差があり、先に広川が死んだことが判明。さらに広川が死亡する前、猿の啼き声をきいたという証言があった。捜査に乗り出した十津川は、広川が最近取材したという日光へ行く。そこで5年前に起きた軽飛行機の墜落事故現場に出向き、十津川は猿の啼き声をきく…。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。62年、双葉新人賞に『病める心』で入選。65年、『天使の傷痕』で第11回江戸川乱歩賞を受賞。78年、十津川警部を主人公にした鉄道ミステリーを刊行。折からの鉄道ブームとも相まって空前のトラベルミステリー・ブームを作り出した。81年には『終着駅殺人事件』で第34回日本推理作家協会賞に輝く。2004年、第8回日本ミステリー文学大賞を受賞。10年、第45回長谷川伸賞、19年、第4回吉川英治文庫賞を受賞。22年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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