内容説明
教皇フランシスコが日本で語った信頼、連帯、希望、いのちの重さ。
目次
旅行前のビデオメッセージ
日本司教団との会合―東京・ローマ教皇庁大使館、十一月二十三日
核兵器についてのメッセージ―長崎・爆心地公園、十一月二十四日
殉教者への表敬―長崎・西坂公園、十一月二十四日
ミサ説教(王であるキリストの祭日)―長崎県営野球場、十一月二十四日
平和のための集い―広島平和記念公園、十一月二十四日
東日本大震災被災者との集い―東京・ベルサール半蔵門、十一月二十五日
青年との集い―東京カテドラル聖マリア大聖堂、十一月二十五日
ミサ説教(すべてのいのちを守るため)―東京ドーム、十一月二十五日
要人および外交団との集い―東京・首相官邸、十一月二十五日
上智大学訪問―東京・上智大学、十一月二十六日
帰途の航空機内での記者会見―教皇専用機内、十一月二十六日
一般謁見講話 タイと日本への司牧訪問を振り返って―バチカン・サン・ピエトロ広場、十一月二十七日
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井月 奎(いづき けい)
31
私は秩序と変化がサムシング・グレート、すなわち神、宇宙、大自然だと思っています。人格神は信じませんし、死後の世界もなく、輪廻や涅槃も一つの方便だとすら思っています。では宗教を否定しているか?不必要だと思っているのか?と聞かれれはそんなことはなく、この教皇フランシスコのような方がいればこそ救われる人がいるのです。生きていける、生まれて良かったと思う人がいるのです。そういった人を生み出す宗教や神々の尊さに私は伏して感謝するのです。声なき者の声となる。宗教家とはそうあって欲しいと願いつつ本を閉じました。2024/12/19
Mayumi Maruyama
0
奇跡みたいな来日中のことば。その場にいたかった。2021/10/16