内容説明
家は狭いし、英語もできない。お金も時間もあんまりない。けれども、知らない世界を知るのは好きだし、「うちはこうだけど、これでよかったらどうぞ」と気軽にかまえられる。ホームステイの受け入れは、ここから始まる。ホストファミリーの面白さを、33年間の体験とノウハウで綴る、家に居ながらの国際交流物語。
目次
第1章 体験編―ハンガリーの高校生と暮らした3か月(日本語事始め;武道とブドウ;柔道;ハンガリー料理;緑の単語ノート ほか)
第2章 ノウハウ編―こんな家だけど、よかったらどうぞ(初めが肝心;家は狭くても心は広く;言葉の壁を超えて;食習慣の違いを超えて;病気になったり、けがをしたら ほか)
著者等紹介
清水祺子[シミズヨシコ]
1941年生まれ。高知県出身。上智大学文学部新聞学科卒。子育て中、地域の子供たちに英語を教え、その後、編集プロダクション勤務。現在フリーライター。1982年以来、(財)YFU日本国際交流財団のボランティアとして高校生の交換留学プログラムにかかわり、現在はシニアサポーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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いたろう
56
息子の学校の短期交換留学制度の一環で、ニュージーランドの13歳の男の子を2週間の予定で、ホームステイ先として預かることになり、初めてのホームステイの受け入れに、一体どういうことに気をつけたら良いのか、と手に取った本。世界中に子供たちがいる日本のオカアサン、ホストファミリーの経験豊富な著者の経験談、ホストファミリー初心者へのアドバイスが参考になる。もてなすというより、自然体で受け入れるのがよいという話に納得。習慣の違いから、トラブルになりがちなのが、食事とお風呂という話がよく分かった。まあ、何とかなるかな?2018/08/29
knk
2
★★★★☆ 100人以上の外国人をホストファミリーとして受け入れたことのある著者の体験&ノウハウのお話。前半はハンガリーからの留学生と過ごした3ヶ月の出来事が記されており、とても面白く読めました。 食習慣や文化の違いからおこる失敗談や、アドバイスなど、また気持ちの持ちようなどがためになりました。ホームステイとは、自分が外国に出掛けなくても、外国が自分の家に来てくれるもの、本当にそうだなあと思います。2019/07/17
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