目次
座談会 複数の「谷崎」をめぐって―新発見資料「創作ノート」を手がかりに
１ 小説機械、谷崎潤一郎
２ 谷崎をめぐるメディア・イメージ
３ 接続するテクスト
４ 谷崎テクストの現在地
５ 谷崎潤一郎論のために
谷崎潤一郎全作品事典
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
91
谷崎をより深く読むためには必読だと思いました。研究者による様々な側面からの谷崎論が展開されるのが興味深いところです。多くのポイントで捉えていくことで見える立体的な文学論が、谷崎の作品を浮き彫りにしているのではないでしょうか。このような視点を織り込んで谷崎作品を読むことで、また違った味わい方ができるような気がします。谷崎の文学性をつかむうえで読んでおくといいかもしれません。全作品リストが掲載されているのも嬉しいところです。2017/04/13
