内容説明
詳細綿密をきわめた『書誌・佐多稲子』(日外アソシエーツ刊)の著者が、本書では、佐多の代表的な傑作をひとつひとつあげて、鑑賞し、解説し、批評する。
目次
人と文学―生に対する謙虚さ
習作詩の時代―『詩と人生』との関わり
「素足の娘」「樹々新緑」―モラルの二重性
「虚偽」「泡沫の記録」―挫折と再起
「私の東京地図」―多声的「私」
「灰色の午後」―塗り替えられた時間
「女の宿」―女の物狂い
「時に佇つ」―沈黙の論理と恥の倫理
「夏の栞」―永遠の父性をもとめて
マントという記号―「キャラメル工場から」〔ほか〕
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