内容説明
苛酷な占領政策に抵抗しつつ、新憲法、農地改革、6・3制教育を実施し、東西冷戦の中で多数講和、日米安保条約を選択、軽武装通商国家路線で日本を世界第二の経済大国に再生させた。この書を読まずして「安倍・麻生政権」は語れない。
目次
1 前史―首相就任に至る軌跡
2 第一次内閣(昭和二十一年五月二十二日~二十二年五月二十四日)(飢餓とデモの中で誕生;食糧危機と農地改革 ほか)
3 在野時代(片山内閣、社会党内紛で自壊;芦田内閣、昭電疑獄で崩壊)
4 第二次内閣(昭和二十三年十月十五日~二十四年二月十六日)(単独少数内閣の成立;長期政権の始まり)
著者等紹介
永野信利[ナガノノブトシ]
1928年生まれ。早稲田大学経済学部卒業後、54年時事通信社に入社。56年東京新聞政治部に移り同次長、外交担当編集委員。戦後日本政治外交の大半の取材に関わった。85年定年退職後は東海大学文明研究所教授、教養学部教授、教養学部長を経て東海大学名誉客員教授を務めた。2009年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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