集英社文庫<br> 坊っちゃん

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集英社文庫
坊っちゃん

  • 夏目 漱石【著】
  • 価格 ¥286(本体¥260)
  • 集英社(1991/02発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784087520071
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

学校を卒業したばかりの正義感あふれる“坊っちゃん”が四国の中学校に数学教師として赴任した。先輩の赤シャツや野だいこなど、偽善的な俗物教師たちを相手に“坊っちゃん”は大騒動をくりひろげる…。歯ぎれのよい文体とさわやかなユーモアあふれる本書は、漱石の作品中最も多くの読者に愛された小説である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

153
ひょんなことから十何年ぶり、ひょっとしたら20年以上ぶりくらいの再読です(^-^)けっこう物語の内容を忘れてました。山嵐はもっと頻繁に登場してたと思ってたし、うらなりもこんなキャラだったかなと思ったり、赤シャツをやっつけるラストシーンは、こんなんだったかなと…かなり忘れてましたね(^^;)いまだドラマ化されたりするあたりは、もし夏目漱石が今、生きてたら、ベストセラー作家に間違いなくなってたでしょう(^^)狙ったわけではないど、夏目漱石の命日に読了!物語はサクッと読めたけど、解説は読むの大変でした(^^;)2016/12/09

アキ

103
べらんめえの勇み肌の坊ちゃんの松山での教師生活の顛末記。威勢はいいが、終始清へのオマージュであり、最後その清が死んで墓に入るところでしんみりと終える。ターナーの松とは、「チャイルド・ハロルドの巡礼ーイタリア」1832。負け惜しみが強い江戸っ子の坊ちゃんと、強情な会津っぽの山嵐が、ハイカラ野郎の赤シャツと野だの野郎を正義の天誅でぽかすか殴る。「智慧比べで勝てる奴ではない。どうしても腕力でなくっちゃ駄目だ。なるほど世界に戦争は絶えないわけだ。個人でも、とどの詰まりは腕力だ」明治39年1906年発表の小説。2024/04/14

rico

101
ちゃんと読んだのは初めて。色々突っ込みどころはあれど、痛快、青春、というイメージ通り、直球勝負の作品に見える。となると気になるのは、漱石がこの物語を書いた理由。解説によると、病んだ精神を癒すためだとか。なるほど、主人公は極端に「曲ったことが嫌い」で何者にも忖度しない。漱石がしばしば描いた悩める知識人の対局の人物像。清という絶対的な拠り所を配した上で、かつて教鞭をとった地で思い切り暴れさせ、もう一つの人生を生きて自らを解放しようとしたのかも。漱石先生、いかがですか?おこがましいですけど・・・2020/11/20

Shoji

47
小学生の頃だか中学生の頃だか忘れたが、国語の授業の一コマです。夏目漱石の「ぼっちゃん」を漢字で書く問いです。正解は「坊っちゃん」です。「坊ちゃん」と書かないようにと、先生に教えられた記憶が何故だか鮮明です。教室の空気感や先生の笑顔など、記憶中枢に焼き付いています。さて、『坊っちゃん』、何度か読んでいます。今回、赤シャツや野だいこも実はいい奴なんじゃないかと、思いました。私、半世紀以上も無自覚なまま生きてきたため、心根が曲がってしまったのであろうか。2021/06/21

aika

41
曲がったことが許せず、まっすぐ突き進む江戸っ子の坊っちゃんが、松山の赴任先の中学の同僚や上司にあだ名をつけて、いちいち悪態をつく台詞が痛快です。いけすかない外国かぶれの教頭赤シャツと太鼓持ちの野だいこVS坊っちゃんと山嵐の攻防戦にはワクワクしましたが、頁が進むにつれ切なくもなりました。家族からの愛に恵まれなかった坊っちゃんに、唯一無償の愛を注いでくれた女中の清の存在は、物語を支える安心感があります。坊っちゃんのように生きられない大人になってしまった今読み返すと、坊っちゃんのことをどこか羨ましく思えました。2020/09/21

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