ミャンマーの瞑想―ウィパッサナー観法 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784877315931
  • NDC分類 182.238
  • Cコード C0015

内容説明

ブッダが悟りをひらくのに用い、苦しみや悲しみから人々を解放しようと説き続けたウィパッサナー観法(ヴィパッサナー瞑想法)。誰でも簡単に始められる極めて実践的なこの瞑想法を世界中に広めたマハーシ長老の名著、唯一の日本語訳。用語説明付き(パーリ語併記)。

目次

第1章 ウィパッサナーの瞑想の前に
第2章 ウィパッサナーの瞑想法
第3章 見清浄
第4章 渡疑清浄
第5章 道非道智見清浄
第6章 行道智見清浄
第7章 涅槃への到達
第8章 上の道果の獲得のための修行法
第9章 終結部

著者等紹介

マハーシ長老[マハーシチョウロウ]
本名・ウ・ソバナ。1904年7月29日、ミャンマー国シュセボ県セイクウン町生まれ。1923年11月26日比丘出家する。1941年ダンマーチャリヤ学位をとる。1942年『ウィパッサナー(観法)修行書』を発表、世界中にウィパッサナーを布教する。1982年8月14日この世を去るまで80余りの書籍を残す

ウ・ウィジャナンダー大僧正[ウ・ウィジャナンダーダイソウジョウ]
1945年3月14日ミャンマー国ミエンギャン県ダマイ町生まれ。1964年5月12日比丘出家する。1967年ダンマーチャリヤ学位をとる。1979年8月来日。宗教法人世界平和パゴダ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

文章で飯を食う

17
あっちこっちで読み散らかした話が一つにまとまった感じ。仏教の瞑想には止と観があり、本書は観の方。止の方は座禅になるのかな。まずは呼吸を観て、それから、行動や感情や思考も観る。飽きてきたら「飽きている、飽きている」と念じ、修行が進んでいると思えば「進んでいると思っている」と念じる。修行の一進一退に、一喜一憂せずに、念じ続ける。上手く行ってると熱心になると、逆に進みが遅くなるとか。面白いね。2017/03/08

荒野の狼

4
ミャンマーの上座部仏教の瞑想法であるが、歴史的にもビルマはスリランカなどの南方系の仏教と交流があり、方法論や思想は同じ。硬質の紙を使った198ページの本で、行間も広く読みやすく、見た目もすっきりしており、座右に置くに適している。著者は、この方法は一般の人には、決して簡単な方法ではなく、“正しく悟るために、師を求めるべきである(p172)”としている。2013/02/23

HIDE

4
ヴィパッサナー瞑想についての本。その方法と進行過程について書かれています。薄い本で手引き書みたいな感じです。印象に残ったことは「実際にやってみなければ効果はでない」と「師を見つけることが大切だ」という注意です。2011/12/30

3
マハーシ派の指導するヴィパッサナー瞑想は、絶えざる対象の把捉と内言語によるそれの認識である。ただその行為を続けていくのみである。2016/01/24

やまえつ

3
ブッダの教えた止と観の瞑想のうち、観の瞑想を説明した本。結局、よき師を求めて修行するのが良いと書かれていて、出家修行者のための本なのかなぁと思った。でも、在家でも、預流果の悟りを得るにはこの様な道程があるのだなぁということが分かった。2014/01/17

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