内容説明
コンサルのノウハウ本がこんなに溢れているのに、なぜ、コンサルタントと同じスキルが身につかないのか?本書によって、コンサルのスキルのすべてが学べるわけではありません。けれども、本書で学ぶ3大基本スキルなしに、他のスキルは身につきません。すべての人に、人生を変えるコンサル脳を。錬成ドリル付き!
目次
第1部 コンサル脳をつくる三大基本スキル(日本語力;論理力;コミュニケーション力;学び方を学ぶ)
第2部 コンサル脳を鍛える錬成ドリル(日本語編;論理編;コミュニケーション編)
著者等紹介
中村健太郎[ナカムラケンタロウ]
株式会社FIELD MANAGEMENT STRATEGY代表取締役社長CEO。エリース東京株式会社代表取締役社長CEO。公益財団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)ストラテジーダイレクター。学校法人西軽井沢学園理事。1978年生まれ。中央大学卒業後、フューチャーシステムコンサルティング(現フューチャーアーキテクト)に入社。その後ローランド・ベルガーで戦略コンサルタント、ボストン、コンサルティング・グループ(BCG)でプリンシパルを務め、201* (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アベシ
28
こういう本を読んで思うのは、課題の要点をまとめる力のなさ。要点をまとめる時、足りない情報は自分が創造しイメージするわけだが、それが難しい。そこで例をみると、ぜんぜん補い方が足りず、ただ回答(例)を読むだけになってしまっている。ファームで徹底的に鍛えられるというのは定石の部分なんだと思うけど、それこそ何百遍というくらいやらないと身につかないと思いました。2023/07/30
yo
7
【ノウハウ収集する前にOSを叩き直せ】コンサルワークを行う上でのOSに当たるのが「日本語力、論理力、コミュ力」の3つだという。それぞれ順に一文が書ける、文をつなげられる、文章を相手に合わせて組み替える、と言い換えることもできるかもしれない。特別目新しいことを言うわけではないが、これが極めて大事なスキルであることは普段の仕事でも強く感じる。コンサルに限らず、全員が一読する価値がある。巻末の錬成ドリルもやってみると良い。意外と外して焦るから。2023/11/05
ちさと
2
半読・刺激の入れ方は必要性によって、定着させるのはフィードバックによって、徹底的に2024/11/09
CBF
2
(★★★☆☆) コンサルのノウハウ本がこんなに溢れているのに、なぜ、コンサルと同じスキルが身につかないのか?3大基本スキルなしに、他のスキルは身につきませんー。 会社の人が研修の材料として挙げてた本。確かに、そもそもの日本語が正しく使えないと、構造化も論点設定もできない、というのは後輩指導の中で痛感したところ。理論だけではなく、ドリル付きで実践的。 『私たちは、考えたことを言葉にするのではなく、言葉によって思考します。その言葉が曖昧に使われているということは、思考も曖昧、ぼんやりしているということです。』2024/04/07
けーむら
1
これだけ巷にコンサル本があふれかえっているのに、コンサル級に活躍できる人がでてこない。このようにコンサル本に再現性がないのはなぜか。 筆者は、コンサルが持つ能力をOS部分とアプリ部分に大別しており、アプリはOSがあって正常に稼働するものだから、まずはOSを備えることが要諦であるとしている。 一方で、巷のコンサル本はアプリ部分(仕事術の具体的ノウハウ)に偏りすぎており、これが再現性を欠く原因と考える。要諦たるOS部分の中身とは、日本語・論理・コミュニケーション。その説明、具体的内容が学べるのが本書だ。2023/08/07