幻冬舎アウトロー文庫<br> 奴らが哭くまえに―猪飼野少年愚連隊

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幻冬舎アウトロー文庫
奴らが哭くまえに―猪飼野少年愚連隊

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784877286750
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

昭和三十年代、大阪の街は朝鮮人愚連隊明友会が席巻していた。だが戦後最大の抗争事件=山口組VS明友会が勃発し会は壊滅する。流された多くの血に脅え、粋がっていた少年たちは別々の道を歩き出した。朝鮮に戻る奴、刑務所に入る奴、大学に進学し自殺する奴…。暴力が吹き荒れた異邦人が群れる街の情景と時代を切り取った異色のドキュメント。

目次

もう一つの「外人部隊」
猪飼野の戦中・戦後
少年愚連隊の日々
無法松たちの街
明友会事件の衝撃

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ただし

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僕が生れ、育った街を舞台にした物語。時代と人種差別に翻弄されながらの日々を送る少年たちの逞しさや、哀しさに胸を打たれる。終盤の再開シーンでは、映画「スタンバイ・ミー」の大阪版の香りが。 2014/03/16

KAZ

0
もう二十年近く前に書かれたものですが、内容はその三十年前に遡ります。つまり今から五十年前の戦後すぐの大阪での出来事。大阪人必読です。2010/08/10

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