内容説明
「なんでもいいから、まずやってみる!それだけなんだよ。」岡本芸術のビジュアル版ガイドブック、ついに登場!
目次
岡本芸術に漕ぎ出そう!
Prologue “岡本太郎”の誕生
1 原色への誘い
2 渦巻く“いのち”
3 芸術は呪術である
4 ふたつの太陽
5 生活こそが芸術だ
著者等紹介
平野暁臣[ヒラノアキオミ]
1959‐。空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長。大阪万博で岡本太郎が創設した現代芸術研究所を主宰し、イベントやディスプレイなど“空間メディア”の領域で多彩なプロデュース活動を行う。2005年岡本太郎記念館館長に就任。総合プロデューサーとして、『「明日の神話」再生プロジェクト』、『岡本太郎生誕100年事業』、『「太陽の塔」再生プロジェクト』を率いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すばる
2
図書館で借りた。 展覧会岡本太郎に行くための予備知識として読んだ。 全ページフルカラーで、たくさんの作品が紹介されてて楽しかった。 作品を売らなかったり、芸術はみんなの物だと言って、パブリックアートにこだわったのは凄いなと思う。 展覧会も楽しみ。2022/10/15
荒野の狼
2
2021年発行の岡本太郎記念館館長である平野暁臣の編著の本。良質で厚手の紙に印刷されたフルカラー、単行本サイズで96ページ。写真が中心の画集のような内容で2時間もあれば読了できる内容。掲載写真の中では、夜間の「太陽の塔」の写真で両目から光線が発射されており、なんともカッコいいp10。太郎の言葉が随所に引用されており、その人生哲学は作品以上に魅力的である(編著者の平野の思いが語られている部分も多いので太郎のものとは区別する必要がある)。2022/08/28
kaz
2
生き方がわかるかどうかはともかく、色彩感覚と言うか、原色への誘いのようなものは強く伝わってくる。図書館の内容紹介は『岡本太郎には代わりがいない、後にも先にも彼ひとり。文字どおりの唯一無二…。岡本太郎の芸術と生き方がすべてがわかる、ビジュアル版ガイドブック。「太陽の塔」「明日の神話」など、代表作や主要作を多数収録する』。 2022/02/23
Go Extreme
2
岡本芸術に漕ぎ出そう! “岡本太郎”の誕生 1 原色への誘い 2 渦巻く“いのち” 3 芸術は呪術である 4 ふたつの太陽 5 生活こそが芸術だ 主なバブリックアート2022/01/19
Taka
1
いやホントにすごい。作品から溢れ出してくるエネルギーにこれでもかと心が揺さぶられる。岡本太郎がどういう変遷を経て「岡本太郎」というジャンルの作品が築かれたのか不思議で色々文献を読んでるんだが、もう最初から岡本太郎だった。あのピカソですら最初は普通(普通と言うと語弊があるが)の画風だったのに、と衝撃を受けた。岡本太郎もピカソに影響を受けていることは間違いないが、とはいえすでに自分の形が確立していたことに驚きを隠せない。いやホントすごいわ。2023/03/12