「西洋」の終わり―世界の繁栄を取り戻すために

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  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532357375
  • NDC分類 304
  • Cコード C0033

出版社内容情報

ポピュリズム、孤立主義、ナショナリズムは何を壊すか。世界を繁栄させた自由民主主義の終わりの始まりを著名ジャーナリストが警告!

内容説明

グローバル化の進展がもたらした不平等の拡大を背景に、世界中で移民排斥や孤立主義を訴える政党の支持率が上昇し、世界は急速に閉鎖的な空間になりつつある。蔓延するポピュリズムは、第二次世界大戦以降の西側先進国の「繁栄」を実現してきた「西洋」の理念―開放性と平等―を捨て去り、各国の協調関係を分断し、一国内でも断絶を引き起こすかもしれない。私たちはいま、「西洋の繁栄」の終わりの始まりにいる。それを避けるために、一人ひとりと国家は何をすべきか?知日派として名高い国際ジャーナリストが、米国、英国、欧州、日本、スイス、スウェーデンを事例に「自由」と「豊かさ」を守るためにいま取るべき行動を提言する。

目次

序 西洋という理念
第1章 戦いを開始しろ
第2章 不平等と公平性
第3章 民主主義と自縄自縛
第4章 アメリカを正道に戻す
第5章 イギリス、彼らのイギリス
第6章 欧州の麻痺
第7章 日本という謎
第8章 スウェーデンとスイスのフーディーニ
第9章 シルバーヘアとスマート・ドローン
第10章 野蛮な来訪者
第11章 西洋の運命

著者等紹介

エモット,ビル[エモット,ビル] [Emmott,Bill]
世界的に著名な国際ジャーナリスト。知日派、アジア通として名高い。1956年イギリス生まれ。80年から英“エコノミスト”に勤務し、ブリュッセル特派員を経て、83年に東京支局長として来日。86年に帰国し、93年に同誌編集長就任。13年間の在任中、同誌の発行部数を50万部から110万部に倍増させ、数多のジャーナリズム賞を受賞。現在は国際ジャーナリストとして政治経済、世界情勢をめぐる著書や記事の執筆を行ない、スイス・リー、東京大学、全日空などの顧問も務めている

伏見威蕃[フシミイワン]
翻訳家。1951年生まれ。早稲田大学商学部卒。ノンフィクションからミステリー小説まで幅広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

85
やはり西洋の繁栄を享受すると必ず人口の高齢化を迎えるらしい。その対策として「高齢」の定義見直しと公教育の充実が必須。スウェーデンのモデルが参考になるが、人口が1,000万人足らずの小国(神奈川県程度)でも合意を取り付けるのに、20年もかかったそうだ。これが人口10倍以上の日本で合意を取り付けようとしたら、改革するために一体何年かかることやら…。考えただけでも頭がクラクラする。日本がスウェーデンと同じことをやってたとえ成功したとしても、最初の10年ぐらいの総理大臣や内閣は徹底的に嫌われるだろうな。2017/11/24

謙信公

22
グローバル化による不平等の拡大を背景に、世界中が閉鎖的な空間になりつつある。蔓延するポピュリズムは、西側先進国(西洋)の理念である開放性と平等を捨て、各国の協調関係を分断、一国内でも社会の分断が生じている。ブレグジットやトランプ政権、中露の存在、移民問題の深刻化等、今「西洋の繁栄」の終わりの始まりにいる。著者は欧米や日本等を事例に、今取るべき行動を提言する。西洋の理念が長年成功を収め、多くの国に支持され、見通しは暗くはないとしている。ただ、宗教問題にあまり触れていないためか、少し物足りないような気がした。2021/06/25

みねたか@

21
稀代のジャーナリストが混とんとした時代の問題の根源と処方箋を呈示。射程はアメリカ,ヨーロッパ,日本。長寿命化した社会に対応するには,生産年齢人口概念の見直しが必要。誰もが長く職業人として社会に貢献できるよう,再教育,弾力的な雇用形態の中で公平性を確保していくこと。そして,各種既得権益の団体の影響を廃し,社会の活力を取り戻すこと。やや視座が西洋に偏りすぎとも感じるが,課題認識と処方箋は説得力がある。日本バブル期の「状況適応能力,適応する意思の欠如の結果生じた予期せぬ反応」という総括に納得2018/11/11

Kazehikanai

20
日本を含むいわゆる西側先進国「西洋」の近現代の政治・経済を踏まえて、「西洋」を発展的に繁栄させる方向性を記述。トランプやブレグジットへの批判的な立場から考え方の多くは予測できる内容ではある。中国の台頭への懸念、「西洋」が唱導してきた理念が支持されている点などは、「西洋」人には受け入れやすい。「西洋」は多くの問題を抱え、今まさに岐路に立っている。その問題を考えるにあたっての好著。日本駐在経験から日本に関する記述も多い。著者の主張のほとんどは共感できるし、そうあってほしいと思った。2017/10/28

a*u*a*i*n34

13
知日派でもある元エコノミスト編集長による現在の西洋社会が置かれた問題点とそれに対する戦いを提唱しています。金融機関をぎったぎたにしてたり日本復活への暖かい期待が語られたりしてたりしていますが、学者さんではなくてジャーナリストの話なので偏見はあるにせよ多少読みやすい著書でした。2019/11/02

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