内容説明
数えきれない漫画家を輩出した伝説のバイブル本「マンガの描き方」を完全収録。元アシスタント漫画家先生にインタビュー、手塚治虫の漫画のすごい描き方。漫画を描くための漫画、秘蔵の手塚漫画デッサンなどを収録。
目次
1 マンガの描き方―似顔絵から長編まで(絵をつくる;案をつくる;漫画をつくる;ふろく―漫画が描きたくなった人へ)
2 マンガの描き方いろいろ(マンガを描くためのイラストノート(『手塚治虫のまんが専科』『漫画大学』より)
マンガデッサンいろいろ
手塚治虫先生の「マンガの描き方」についてのインタビュー―堀田あきお先生(元アシスタント)「いまはタブレットでマンガを描いてますよ」
マンガの描き方がよくわかるマンガ用語集)
著者等紹介
手塚治虫[テズカオサム]
1928年、大阪府豊中市に生まれ、兵庫県宝塚市で育つ。大阪大学付属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。1946年、『マアチャンの日記帳』で漫画家デビュー。1962年には『ある街角の物語』でアニメーション作家としてもデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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わわわわ
3
どの絵をみてもめちゃくちゃにうますぎる。技法的な面では、時代も違うし、あまり参考にならないかも、と思って読み始めたけれど、役立つところやなるほど〜って思うところもあって、今でも学べる本だと感じました。2023/02/15
Sleipnirie
2
当時のマンガの創作やマンガ業界について晩年の手塚治虫の思ってることが見え隠れする入門書。2022/03/21
AQL
0
手塚治虫の『マンガの描き方』を(はしがき含めて)完全収録。『まんが専科』『漫画大学』からはイラストノートを抄録。さすがに古さはいなめず、プロの現場で明日から役立つスキルが身につくたぐいの本ではない。むしろ小学校や児童館の図書室にそなえて「いま落書きを描いたあなたは、りっぱに漫画をつくることへの第一歩を踏み出したのだ」のメッセージが全国全世代の少年少女に届いてほしい。2021/04/09