プロレタリア文学の経験を読む―浮浪ニヒリズムの時代とその精神史

個数:

プロレタリア文学の経験を読む―浮浪ニヒリズムの時代とその精神史

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B6判/ページ数 330p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784877144180
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

1920年代(大正末期から昭和初期)に形成された浮浪化した都市文化の生態とその精神風景を、正宗白鳥、尾崎翠、中野重治、葉山嘉樹らの作品を通して追究し、克服の道をさぐる。

目次

第1部 浮浪する精神の諸相(或る批評精神の形姿―正宗白鳥小論;浮浪文化と「第七官界」―尾崎翠の一冊の全集 ほか)
第2部 浮浪文化と克服の諸相(「操觚者」中野重治―そのグニャグニャの雑文精神;アナーキズムと芸能―プロレタリア文学の「失敗」と「可能性」 ほか)
第3部 新たなる浮浪と離散の時代(チャップリンと浮浪者―映画に見る二十世紀の世界;「戦後責任」とは何か―大衆芸能を手掛かりとして)
補論 読書の小窓から―旧刊紹介
第4部 浮浪ニヒリズムの克服―藤田省三を読む(日本社会の底にあるもの―『藤田省三対話集成2』;過ぎ去りしものからのユートピア―『精神史的考察』 ほか)

著者等紹介

武藤武美[ムトウタケヨシ]
1947年生まれ。1975年法政大学大学院日本文学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。