半難民の位置から―戦後責任論争と在日朝鮮人

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  • サイズ B6判/ページ数 362p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784877142872
  • NDC分類 316.81
  • Cコード C0036

内容説明

「日本人としての責任」をめぐって―半難民=在日朝鮮人の視座から、自らの国民的特権に無自覚な日本人マジョリティの戦争・戦後責任を鋭く問う。『分断を生きる』に続く待望の第3評論集。花崎皋平氏との論争を収録。

目次

身を灼く恥
母を辱めるな
民族差別と「健全なナショナリズム」の危険
「日本人としての責任」をめぐって―半難民の位置から
「日本人としての責任」再考―考え抜かれた意図的怠慢
あなたはどの場所に座っているのか?―花崎皋平氏への抗弁
「エスニックス・マイノリティ」か「ネーション」か―在日朝鮮人の進む道
在日朝鮮人は「民衆」か?―韓国民衆神学への問いかけ
記憶・証言・断絶―植民地認識の継承に関する私論
いま、国家とどう向きあうか〔ほか〕

著者等紹介

徐京植[ソキョンシク]
1951年京都市に生まれる。1974年早稲田大学文学部(フランス文学)卒業。現在、東京経済大学教員(人権とマイノリティ)
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感想・レビュー

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keepfine

1
日本人ではない、あるいは日本人としてのアイデンティティは持っていない、と頭では考えていても日本人であることからは自由になれない。人間には観念にかかわらず「あなたはどの場所に座っているのか」という立場性があるのだ。それゆえにわれわれは具体的に応答する責任を負っている。2011/06/14

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