内容説明
近代化をなしとげ瞠目すべき経済発展をとげたという韓国で「誤まてる歴史の清算」が叫ばれ、国家自体の正統性に疑問が投げかけられているのは何故か。クーデターで権力を握り側近の手で殺害されたかつての満軍少尉朴正煕18年間の足跡を知ることなしにこの疑問を解くことはできない。決して反体制派の作家ではなかった李炳注のこの実録小説は上記の疑問に答え日韓関係の未来を占う上に欠かせない記念碑的な記録文学と言えるだろう。全3巻完結。
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