内容説明
人気絶頂のアイドルグループ「セブン」…。その突然の活動停止事件は「セブン」の大ファンであった一人の女の子・羽村美々を深く傷つけた。その後の受験や吹奏楽部の部長としての忙しい毎日の中で、「セブン」のことを忘れてしまったかのような美々だったが、わだかまりは知らずに大きくなっていた。そんな中、美々と同じくかつて「セブン」のファンであった佐久間美月から、後夜祭のバンドに誘われる美々。しかしその演目に「セブン」の歌が入っていると知った美々は美月と言い争ってしまう。「セブン」から逃げてなんかいない…。そう自分に言い聞かす美々だったが…。ほんの少し未来のお話。3DCGと人工知能によるヴァーチャルアイドルが全盛になりつつあるそんな時代。何がが違うと思いながら、それが言葉にならない時代。自分の大切なものをもう一度さがす旅に、主人公・美々と出かけよう!ケイエスエスノベルズ初の完全オリジナル。ピュア&ハートフルな、堂々の青春小説。
著者等紹介
杉浦健史[スギウラケンジ]
1979年、埼玉県生まれ。県内の高校在学中に吹奏楽と演劇、雑誌編集のバイトを経験後、東放学園専門学校・デジタル文芸科卒業。吹奏楽と旅行をこよなく愛していて、入るお金をつぎ込むために、現在金欠窮乏中。作家・大塚英志主宰の小説教室の第一期生。今回の作品がデビューとなる
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