21世紀の河川学―安全で自然豊かな河川を目指して

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  • サイズ A5判/ページ数 265,/高さ 23cm
  • 商品コード 9784876987658
  • NDC分類 517
  • Cコード C3051

内容説明

水質は改善しつつあるものの、四季に変動することで生き物を支えた本来の姿は失われ、河は単なる「水路」と化している。21世紀が環境の世紀と言うのなら、防災と流砂環境の改善を両立させた、新しい治水学が必要なのだ。河川毎の緻密な流砂環境の評価に基づき、国際的な取り組みにも学びながら、斬新な河川整備を提起する画期的試み。

目次

第1章 21世紀の川づくり
第2章 流砂環境の現状と課題
第3章 流砂環境の実態分析
第4章 流砂環境復元のための流砂系マネジメント
第5章 流砂環境評価の基礎理論
第6章 土砂流出予測法
第7章 河川変動の評価法

著者等紹介

芦田和男[アシダカズオ]
工学博士、京都大学名誉教授、河川環境管理財団研究顧問。1928年京都府生まれ。1952年3月京都大学工学部卒業、同年4月建設省土木研究所入省、1961年京都大学助教授、1965年京都大学教授(防災研究所)、1981年京都大学防災研究所所長および京都大学評議委員(2ヵ年)、1992年3月定年退官、京都大学名誉教授。1992年4月河川環境管理財団研究顧問

江頭進治[エガシラシンジ]
工学博士、(株)ニュージェック技師長。1947年長崎県生まれ。1973年3月京都大学大学院修士課程修了、同年4月京都大学助手、1982年京都大学助教授、1990年米国ミネソタ大学客員教授(6ヶ月)、1994年立命館大学教授(2007年退職)、2007年4月(株)ニュージェック技師長

中川一[ナカガワハジメ]
工学博士、京都大学防災研究所教授。1955年京都府生まれ。1981年3月京都大学大学院修士課程修了、同年4月京都大学助手、1990年京都大学助教授、2001年京都大学教授(防災研究所)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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