内容説明
現代数学社発行、月刊誌「Basic/理系への数学」に連載中の、シリーズ「高校生のための数理学―大学への仮想飛び入学」を第34回、即ち、平成12年11月号の「Riemann‐Lebesgue’s Lemmaと東大入試問題」迄で単行本にしたもの。高校生の読者が、憧憬度の高い大学に無理なく合格し、更に大学入学後、憧憬度の高い大学での最高度の数学を理解できるよう、高校と大学の滑らかな接続、高等教育学の術語での、articulationを目指す書物となっている。
目次
第1章 ベクトルと行列
第2章 関数
第3章 複素数
第4章 微分
第5章 積分
第6章 微分方程式
第7章 数列と級数
第8章 回転体の体積
著者等紹介
梶原壌二[カジワラジョウジ]
1934年長崎県にうまれる。1956年九州大学理学部数学科卒。1997年九州大学大学院数理学研究科教授停年退官。1997年九州大学名誉教授。専攻は複素解析学と微分方程式論
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