テクストからイメージへ―文学と視覚芸術のあいだ

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  • サイズ A5判/ページ数 269,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876984305
  • NDC分類 702.3
  • Cコード C1098

内容説明

プルースト、マラルメ、ルーベンス、ダヌンツィオ、ナボコフ…その芸術性を高めたのは、テクストとイメージの豊かな交感だったことを実証的に解き明かす。

目次

マルセル・プルーストと中世芸術の出会い―ラスキンに学んだもの(プルーストと中世芸術;フランスにおけるゴシック芸術―その興隆と衰退 ほか)
マラルメ、ゴーギャン、ナビ派(オルセー美術館での記念展;マラルメと印象派 ほか)
ルーベンスと「ペルセウスとアンドロメダ」―寓意・彫刻・自然(「肉」の画家、あるいは知的で教養ある画家としてのルーベンス;ルーベンスの家の装飾と見過ごされてきた壁画 ほか)
聖セバスチアンの殉教のエロティスム―ダヌンツィオ、モンテスキウ、プルースト(プルーストとマンテーニャの「聖セバスチアン」;『失われた時を求めて』と聖セバスチアン ほか)
静止の中の運動―ウラジーミル・ナボコフと現代芸術(ナボコフの位置づけの困難さ;風景の中のダイナミズム ほか)

著者等紹介

吉田城[ヨシダジョウ]
京都大学大学院文学研究科教授。1950年、東京都に生まれる。1978年、パリ第4大学文学部博士課程修了。1979年、東京大学人文科学研究科博士課程(フランス文学)退学。大阪大学言語文化部講師、京都大学教養部助教授、同文学部助教授を経て、1994年、現職
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