内容説明
哲学史上の巨人、カントの哲学における重要な概念ひとつひとつを徹底的に深く追求しつつその内容を暴いていくことによって、カント哲学とその時代を、かえってひろがりをもって立ち現せた力作。
目次
第1部 方法としての「批判」(“批判主義”と「批判」;“コペルニクス的転回”と「コペルニクスの仮説」;“実験的投げ入れ”と「実験」)
第2部 「多様の総合的統一」という原理(「多様」の課題、または形式的観念論;統一の前提、または「表象」;総合の意味、または「species」)
著者等紹介
渡邉浩一[ワタナベコウイチ]
1981年大阪生まれ。2004年3月、京都大学総合人間学部卒業。2011年3月、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。京都府医師会看護専門学校、京都女子大学、大阪工業大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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