内容説明
一般相対論によって80年も前に存在が予言されていた重力波―その後長いあいだ理論上の存在として知られるに過ぎなかったが、近年の電波天文学の進展にともない、観測に基づいてその実存が立証されてきた。また、レーザー干渉計などを用いて直接検出しようとする試みもはじまっている。本書はその最新の成果である。
目次
第1章 序論
第2章 重力波
第3章 重力波の生成
第4章 重力波の源
第5章 検出対象と方法
第6章 レーザー干渉計
第7章 要素技術
第8章 他の重力理論と重力波
補遺A ガウシアンビーム光学
補遺B 宇宙レーザー干渉計
補遺C 光学シミュレーション