出版社内容情報
技術が成熟へと向かう過程において、姿を消したエンジンや技術は、決して劣っていたわけではなく、メーカーが優位性を示そうと、生き残りをかけて取り組んだ、飽くなき挑戦の記録である。本書では、技術者が試行錯誤を繰り返しながら、歴史に名を刻んだエンジンを紹介することでその変遷を知る、温故知新となる書。本書は『ユニークなエンジンの系譜』(2007年3 月12日刊行)の内容の再確認を実施し、改題のうえカバーデザインを一新して刊行する新装版。
内容説明
技術が成熟へと向かう過程において、姿を消したエンジンや技術は、決して劣っていたわけではなく、メーカーが優位性を示そうと、生き残りをかけて取り組んだ、飽くなき挑戦の記録である。本書では、技術者が試行錯誤を繰り返しながら、歴史に名を刻んだエンジンを紹介することでその変遷を知る、温故知新となる書。
目次
プロローグ 技術進化のなかの主流エンジンと傍流エンジンと
第1章 世界のモーターレースとホンダ
第2章 ユニークなディーゼルエンジンの話
第3章 三輪トラック用エンジンの変わり種
第4章 技術提携による国産化エンジンの変わり種
第5章 2サイクルの軽及び小型自動車用エンジン
第6章 空冷小型用4サイクルエンジンの話題
第7章 高級・高性能化を図った軽自動車用エンジン
第8章 排気規制対策で誕生したユニークなエンジン
第9章 新しい価値観を追求した1980・90年代のエンジン群
著者等紹介
桂木洋二[カツラギヨウジ]
フリーライター。東京生まれ。1960年代から自動車雑誌の編集に携わる。1980年に独立。それ以降、車両開発や技術開発および自動車の歴史に関する書籍の執筆に従事。そのあいだに多くの関係者のインタビューを実施するとともに関連資料の渉猟につとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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