出版社内容情報
身近にある咒(まじない)から始まり、式神や結界など、日本の文化と深くかかわり常に表裏一体の関係にある呪術をわかりやすく解説。初心者でもわかりやすい、呪術の基礎知識の決定版!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
夜間飛行
213
◆てるてる坊主には本来、褒美と懲罰が示された。ただしそれは一方的な支配関係ではなく、取引として契約を結ぶのである。◆呪法には対価が必要だ。◆式神や護法は神から借りているから丁重に扱うべし。◆安倍晴明は青と赤(陰と陽)の式神を従えており、これによって天地万物に力を及ぼそうとした。◆普段見せない舌を見せたり道具を逆様に使ったりしてわざと逸脱する行為は魔除けになる。◆季節の境目に当たる節句は危険であり、そこを越えるために儀式や掃除を行う。◆祓うとは消滅させることではなく、影響力を減らし細分化して他所に移すこと。2024/03/08
KAZOO
110
加門さんの作品はかなり読んできていて、この呪術講座も楽しく読まさせてもらいました。夢枕獏さんの「晴明」シリーズもかなりのファンである私にとってはかなり蘊蓄が増える気がしました。そこでは出てこない式神やさまざまなオマジナイなどその基礎となっていることを入門編とはいいながらかなり詳しく教えてくれます。2024/11/18
Koichiro Minematsu
53
この部屋なんか怖い、なんか変という時の簡単な結界にはしりとり、水を使う。マジナイには下ネタで笑う。 呪術は面白くて深い。2024/04/21
ヒデキ
51
「呪術はリアルに使えます」この文句の帯に惹かれて手にとった本の中身は、加門先生のweb講座をまとめた面白い本でした。 読んでいるうちに日本人の普段の生活が、呪術と言われるモノと密接に関わっていることが感じられました だから、日本人ってこんなに怪談が好きなんだなあと思ってしまいました 2025年最初の1冊です2025/01/04
kk
35
図書館本。かねてから敬愛するオカルト作家、加門七海先生の近著。呪文やお札、結界に言霊などなど、いわゆるおまじないのうち、我々ふつうの市民にとって身近で取っ付きやすいものについて、その基本的な所作、効能、背景などのサワリを簡単かつ軽妙に紹介。当然ながら実用系の本ではないし、アカデミックな線を狙ったものでもなし。いつもの加門節で、呪術をネタに世界の不思議を楽しく玩味していく趣。とは言え、そこはやはり七海先生のこと、ところどころ怖いエピソードやあれこれ考えさせられるようなご説もあったり。2024/11/02




