内容説明
本書は、エンジン主体に現在抱えている問題点に自動車メーカーがどのように対処しているかを、技術的に解説したものでもある。内容は、「カーグラフィック」誌の連載を中心に、「オートメカニック」誌の連載の一部を加え、単行本にするために一部を加筆あるいは書き換えている。
目次
自動車用動力の新しい技術的なトレンド
微妙に異なる排ガス処理技術トヨタ/日産/ホンダの手法
大幅改良を受けた日産の新型直列4気筒エンジン
ホンダV型6気筒気筒休止エンジン及び直列4気筒のエンジン技術
ノンスロットリングとBMWのバルブトロニックシステム
BMWとVW、直噴ガソリンエンジンの違い
BMWのV型8気筒と直列6気筒エンジンの軽量化
モジュール化されたパサートのW型8気筒エンジン
量産化を目指す産学協同開発の「超狭角」V4エンジン
BMWの第2世代スプレー・ガイデッド直噴エンジン〔ほか〕
著者等紹介
熊野学[クマノマナブ]
1948年京都生まれ。名古屋工業大学機械工学科卒業。レーシングカーの設計製作を行っていた鈴木板金に入社。FL500やFJ1300などの小型フォーミュラカーの開発に従事。その後、フリーのデザイナーとして各種のレーシングマシンの設計をする。現在メカニズムリサーチを主宰。車両や各種機械の設計などのかたわら自動車雑誌や新聞などに車関係の技術レポートや解説などを執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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