内容説明
本書は、二玄社のカーグラフィック誌に連載している「テクニカルレポート」の一部を加筆修正を施してまとめたものである。環境保全や省エネルギー技術としてハイブリッドシステム、燃料電池電気自動車、ガソリン及びディーゼルの直噴エンジン技術、軽量化技術などを、安全技術としてITS関連の技術を代表とする衝突予防技術、駆動性能や操縦性の向上技術などを取り上げた。
目次
1 車両の軽量化
2 エンジンの低燃費技術
3 排ガス技術
4 新動力装置
5 MTの自動化とCVT
6 最新のシャシー技術
7 ITS技術
著者等紹介
熊野学[クマノマナブ]
1948年京都生まれ。名古屋工業大学機械工学科卒業。レーシングカーの設計製作を行っていた鈴木板金に入社。FL500やFJI300などの小型フォーミュラーカーの開発に従事。その後、フリーのデザイナーとして各種のレーシングマシンの設計をする。現在メカニカルリサーチを主宰。車両や各種機械の設計などのかたわら自動車雑誌や新聞などに車関係の技術レポートや解説などを執筆している。著書に「サスペンションの仕組みと走行性能」「レーシングカーのエアロダイナミクス」(いずれもグランプリ出版)なとがある
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