新しい介護学
新しい介護学 生活づくりの食事ケア

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  • サイズ A5判/ページ数 219p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784876722310
  • NDC分類 498.59
  • Cコード C0036

内容説明

口から食べるからこそ元気になる!胃ろう・鼻腔栄養に頼らずいまこそ口から食べる食事ケアを。三大介護の決定版。

目次

1 生活のための食事ケア(鼻腔栄養の背景;遅れていた老人医療・老人看護 ほか)
2 生理学からみた食事ケア(「抗重力筋」とは何か;「食べられない」を疑え! ほか)
3 人に優しい食事支援(摂食指導と摂食コミュニケーション;デイサービスぷらすわん ほか)
4 嚥下食の新しい視点と考え方(ホスピスと出会って;病棟キッチンの誕生 ほか)
5 高齢者の口腔ケアの実際(初めて脳梗塞の患者を診る;口腔ケアが後回しにされていた時代 ほか)

著者等紹介

三好春樹[ミヨシハルキ]
1950年、広島県生まれ。1974年に特別養護老人ホームの生活指導員となる。その後、九州リハビリテーション大学校へ入学。資格取得後、再び元の特養で理学療法士として勤務。1985年に退職し「生活とリハビリ研究所」を主宰。月刊誌『ブリコラージュ』を発行。全国各地で講座を開催し、多数の講演活動を行っている

中島知夏子[ナカシマチカコ]
淑徳大学社会福祉学部卒業。千葉県内にて養護学校教員となり、昭和大学歯学部口腔衛生学教室研究生として、金子芳洋教授に師事、摂食指導開始。その後、大分県にて養護学校、高等学校福祉コース講師、別府溝部学園短期大学助教授を歴任。2001年、NPO法人「摂食コミュニケーション・ネットワーク」を設立。2003年よりデイサービスセンターぷらすわんを開設。現在、障害のある子どもやお年寄りを中心に摂食・生活指導を行っている。NPO法人「摂食コミュニケーション・ネットワーク」理事長/摂食カウンセラー

金谷節子[カナヤセツコ]
静岡県生まれ。東京高等栄養専門学校卒業。1966年、明治学院大学で社会福祉学を専攻。1972年、聖隷三方原病院栄養科に勤務。1989年、真空調理を採用するとともに摂食・嚥下障害者の食事を開発。聖隷佐倉市民病院を経て、浜松大学健康プロデュース学部健康栄養学科准教授。日本オリンピック委員会強化スタッフ(医科)

黒岩恭子[クロイワキョウコ]
和歌山県生まれ。1964年、日本女子衛生短期大学卒業。1970年、神奈川歯科大学卒業。1975年、村田歯科医院を開業し、現在に至る。医院で診療するほか、地域の障害児施設などで、歯科診療、衛生指導などを行っている。幼児から認知症のお年寄りまで、生活のなかでの歯科診療を幅広く実践している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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おやおや

2
生活のためやから、やはり胃ろう、経鼻栄養ってリハビリにもなってないよね。三好春樹さんの「消極的自殺」という言葉に、金谷節子さんの「嚥下食ピラミッド」という図が印象に残った。さらに三好春樹さんと中島知夏子さんが示す「食べる姿勢」が同じなことにも印象深いです。2017/06/16

takahiro suzuki

1
‪生活づくりの食事ケア。仕事していて、生活としての食事が抜け落ちていた。「お腹がすかない」は当たり前であると気付かされた。私達の空腹は決まった時間に訪れるわけではない。施設の決まった食事時間も見直す必要がある。お腹もすいてないのに食べ続ければ意欲も減る。そんな事を忘れてしまっていた‬2020/09/24

真崎結音

0
食事と口腔ケアについて。とろみがついていると高齢者も食べやすいらしい。あと、食べる姿勢や机の高さ、口から食べることの重要さ。2015/01/30

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