出版社内容情報
占星術への心理学的アプローチを日本に紹介し、従来の占星術のイメージを大きく塗り替えたことで有名な「占星術界の貴公子」による、初めての対談集。対談者は宮台真司、中沢新一、松岡正剛、井村君江、高橋巌、吉本ばななの各氏。
占いはあなたを癒せるか VS宮台真司
宗教と占いは永遠に VS中沢新一
人生を「編集」する VS松岡正剛
妖精とは何か VS井村君江
シュタイナーと出会うために VS高橋巌
星が知っていること、体が知っていること VS吉本ばなな
内容説明
魂の知性たちのポリフォニー、鏡リュウジと聴くしなやかな知恵の言葉。
目次
アニマの香り（鏡リュウジ）
占いはあなたを癒せるか（宮台真司）
宗教と占いは永遠に（中沢新一）
運命を編集する（松岡正剛）
星が知っていること、体が知っていること（吉本ばなな）
シュタイナーと出会うために（高橋巌）
妖精に導かれて（井村君江）
著者等紹介
鏡リュウジ［カガミリュウジ］
１９６８年京都市生まれ。魚座。心理占星術研究家、翻訳家。国際基督教大学卒業。同大学院博士課程前期修了。英国占星術協会会員。日本トランスパーソナル学会常任理事。英国と日本を往復しながら、各種メディアで占星術、心理学、イメージの世界をめぐって活躍。とくに占星術への心理学的アプローチを日本に紹介したことで知られる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くみきち
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少し古い本だけど、知的好奇心がゾクゾクと満足する本。「不可解さ、ややこしさ、あいまいさをそのまま愛すること、それも祝福じゃない、みんな味わっていきましょう」…痺れる。2015/12/01
KOSA
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アニマとはラテン語で「魂」または「息」の意。それはしなやかで、繊細で、気配のみで感じられるもの。「ある」と「ない」という二極に針をふりきることなく、そのはざまの領域での呼吸の仕方について語られた対話篇。テーマは運命、星、精霊、夢、聖なるものなどバラエティに富んでおり、読む者を飽きさせない。2009/04/19
