内容説明
信州・松本地方におけるドメスティック・バイオレンスの実態を徹底聞き取り調査。殴られる女たちの向こうに見えてきたものは…。
目次
序章 ドメスティック・バイオレンス（ＤＶ）とは
第１章 被害者へのインタビュー（夫から暴力を受けている妻たち；夫から暴力を受けていない妻のケース―我慢の生活は選択しなかった）
第２章 暴力を受けている妻と受けていない妻へのインタビューの比較（暴力を受けている妻たちの症状；暴力を受けている妻たちの生活 ほか）
第３章 ＤＶの実態とその影響（ＤＶの実態とＤＶがあるケースとないケースの比較；暴力を受ける妻たち―暴力が及ぼす心身への影響別分析）
著者等紹介
山崎たつえ［ヤマザキタツエ］
１９４０年生まれ。松本蟻ケ崎高校、長野県短期大学卒。１９６０年から１０年間長野県職員として勤務。育児のため退職。塾経営を経て１９９４年から私立高校講師、教諭として勤務。定年退職。放送大学を経て６１歳で新潟大学大学院（社会学）へ入学。２００３年修了。１９６５年論文「集団給食施設の実態」で日本栄養改善学会学会賞受賞。２００３年「スウェーデンを尋ねて―女性問題、教育、環境、福祉―」など執筆。現在は女性と子どもの人権を守る会代表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
