マーガレットコミックス ココハナ 冷たくて柔らか 〈３〉

ウオズミアミ

集英社（2024/06発売）

• サイズ コミック判／ページ数 176p／高さ 19cm
• 商品コード 9784088430232
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[JACK]

☆ 20年ぶりに再会した宝とエマ。宝は自分がエマに恋している事を認め、エマが自分をどう思っていてもずっと彼女のことを好きでいようと心に決める。しかし、宝はエマが自分の思い通りにならないことに不満を感じ、八つ当たりしてしまうのだった…。「33歳で私 初めて女の子にこんなにも恋をしてる」。宝の恋する気持ちが痛いほど伝わってきて、読んでいて苦しくなってしまいます。こんなに素敵で切ない恋愛マンガはなかなかないのでは。オススメ。

2024/06/26

[はちこ]

うあああキュンとする…！！そして切なくて苦しいけどじんわりと暖かくなるような。でもその温度は儚い。本当に今だけかもしれない。いつ終わるかわからない。でも、それまでは好きで居よう。でもそれってすごく難しい。好きなら嫉妬だってする。私はあの人のこんな所を知っているって張り合いたくもなる。そして自己嫌悪する。なんて丁寧に描かれているのだろう。もう二度と戻ってこないあの日々を、宝物にするのは自分次第。たからの今の一喜一憂も、どういう結末でもきっと一生の宝石になるよっていう気持ちで読んでいる。でもこっちも一喜一憂。

2024/08/29

[辻井凌｜つじー]

30過ぎた2人が遅れてきた甘酸っぱい青春をしている感じがたまらなくいいし、むしろ大人になったから青春できてる気もする。でもあの頃じゃないからこその不穏さや妖しさも所々あって続きに目が離せない。相変わらずほとんど悪役がいない。

2024/10/10

[かやま]

お互いに一歩踏み込めないというか、表面だけ撫で合ってるみたいなむず痒い感じがうわー！となる。どちらに感情移入するかで変わってくるかな。凄い悪女なんじゃないのこの人とか。

2024/07/15

[といぴ]

終始甘酸っぱいラズベリーを噛み締めたような感覚。種を噛んだ違和感までそっくり。引き続き彼女達の物語を見守りたい。おすすめ度★★★☆☆

2024/12/31