内容説明
神州不滅と原発の安全神話―「二度も国に裏切られた」日本軍の捕虜収容所の埋もれた歴史を掘り起こす表題作。満州の同級生の、国に翻弄された悔いを描く「紫陽花」、祖母や父親の過去に向き合う若者、戦時下の庶民を描く作など4篇。戦争と現代つなぐ短篇集。
著者等紹介
青木陽子[アオキヨウコ]
1948年三重県四日市市生まれ。金沢大学卒業。日本民主主義文学会会員、常任幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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