内容説明
「過労死の不安をかかえている」「いつまで勤められるか心配」と、学校の先生が悲鳴をあげています。病気休職者や精神疾患の増大など、すでに深刻な状況です。学校が元気になる方法、それは、労働安全衛生法(労安法)を使って、快適に働ける職場を取り戻すことです。今まで労働安全衛生法を知らなかった先生方にも良くわかる入門的な本。
目次
第1章 学校の先生がたいへん―インタビュー・教職員のメンタルヘルス(先生がたいへん―メンタルの病;荒れた学校で ほか)
第2章 一人からできる労働安全衛生活動(まず、職場の仲間に声をかけましょう;衛生推進者になりましょう ほか)
第3章 労働安全衛生活動の基本(労働安全衛生法と学校;学校で行う労働安全衛生管理体制 ほか)
第4章 学校にローアンの風を(学校現場は労働安全衛生法の空白地帯だった;教職員の精神疾患の増加 ほか)
著者等紹介
村上剛志[ムラカミタケシ]
新聞労連労働安全衛生部長・信州大学講師。東京労働局労災防止指導員。現在、東京社会医学研究センター理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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