内容説明
DNA鑑定、遺伝子治療、ヒトゲノム、クローン、遺伝子組み換え…、最近話題のDNAから、視覚や聴覚、味覚や嗅覚など、身近な五感のはたらきまで、生命活動の要となっているさまざまな現象を科学的に解明する。生命現象を物理学的方法で追究し、「生命」の成り立ちに迫る生物物理学。その最新の研究成果を、ユーモアをまじえ、わかりやすく紹介。
目次
はじめの一歩
生物とは?
タンパク質は命の源
生物の設計図DNA
物質と生命
細胞は生命の基本
目で見る世界
目で見る小さな世界
電子で見る小さな世界
タンパク質のモーター
著者等紹介
吉村英恭[ヨシムラヒデユキ]
1953年福岡県生まれ。1976年東北大学理学部卒業。1979年名古屋大学大学院博士課程前期卒業。1982年名古屋大学大学院博士課程後期満了、理学博士。理化学研究所、日本電子生体計測学研究室、新技術事業団永山たん白集積プロジェクト研究員を経て、1995年明治大学理工学部助教授。2000年明治大学理工学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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