悪こそは未来

悪こそは未来

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784876472468
  • NDC分類 944
  • Cコード C0098

内容説明

旧東ドイツの「異端派」劇作家ハイナー・ミュラーが、東ドイツ解体を眼のあたりにしながら、「ドイツ統一」の先に来る「新しい世界―無秩序」を見据えつつ、現代の政治と演劇に批判の刃を突きつける。

目次

屍体偏愛は、未来への愛
思想は、根源的に罪悪となるもの―機械による時間の呪縛に対する武器としての芸術
いまの事態は、あらゆる料理に同じソースをぶっかけた状態
ドイツ所在不明―クライストへの注釈
悪こそは未来
バウツェンもしくはバビロン
拡大したドイツの将来は?
一〇人のドイツ人は、五人のドイツ人より愚かだ
反省は命脈がつき、未来は芸術のもの
モスクワからのニュース―クルツィオ・マラパルテ『ヴォルガはヨーロッパに源を発する』への序文
「異質性」へのオマージュ

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